「クリニカル・イノベーション・ネットワーク(CIN)中央支援に関する調査業務一式」事業の概要
- 事業の目的
- 日本医療研究開発機構(AMED)の「CIN構想の加速・推進を目指したレジストリ情報統合拠点の構築」事業を引き継ぎ、CIN推進拠点の維持を目的としています。この事業では国内に存在する患者レジストリの情報を収集し、得られた情報をもとに検索システムを構築しており、これらのデータの更新と新規の患者レジストリ情報の収集を行っています。また、患者レジストリの構築や運営に関する情報の発信、患者レジストリに関する相談を実施しています。
- 事業の必要性
- 患者レジストリは、患者の把握、臨床研究・治験へのエントリー、治験の対照群、市販後安全対策等、様々な目的の用途で構築され、種々の医学研究に利用されており、医薬品・医療機器等の治験・臨床研究の推進への貢献が期待されています。患者レジストリを利活用するには、利用目的に合った患者レジストリを見つけ出すことが可能な、定期的にデータ更新されたレジストリ検索システムが欠かせません。
- 事業計画
- 事業計画は以下の通りです。
- ①レジストリ検索システムの運営を継続し、必要に応じてレジストリ検索システムの改修を行います。
- ②患者レジストリ保有者の先生方やコホート研究代表者の先生方に対してレジストリ調査を行い、レジストリ情報の更新や新規レジストリの情報収集を行います。
- ③患者レジストリの利活用についての情報を発信する他、アカデミアや企業等からの患者レジストリについての相談をWebで実施します。